旭川市議会では新年度予算等の審議が行われ、日本共産党からは、のとや繁議員が代表質問に、石川厚子議員が大綱質疑に立ちました。また、予算審査特別委員会では小松あきら議員、まじま隆英議員をはじめ4人の議員団が、市民のくらしや地元業者の営業を守るために論戦を強めています。
のとや議員は代表質問で、憲法遵守と平和な社会づくりについて、西武旭川店の撤退問題、
キャノピーなどの買物公園整備、公立大学の問題、アベノミクスの破綻と地域経済への影響、住民のくらしを守る市政、介護労働者の確保、手話言語条例と障害者差別解消の取り組み、大型事業計画と財政的な見通し、東旭川学校給食共同調理所の入札不調、高等支援学校の旭川開設など市政全般について取り上げました。
西川将人市長は、「本市としては、平和都市宣言の考え方のもと、憲法の平和原則の理念が遵守され、国際社会から戦争が根絶されることを望んでいるものであり、市民一人一人が平和を強く意識し、幸せな生活を送ることができるよう努めてまいります」と答えました。また、手話条例を第2回定例会に提出することに合わせ、新年度当初から手話通訳者の処遇改善を実施することも明らかにしました。さらに介護労働者の実態把握については、「全道の介護労働者等の実態調査が行われており、本市としては、その結果を踏まえ、必要に応じてより詳細な実態把握に努める」と答えました。
小池語朗教育長は、東旭川学校給食共同調理所の入札不調について「詳細な検討がないままデザインビルド方式を採用したことや一連の事務処理上の問題」を認め「申し訳ない」と陳謝し、直近の教育委員会議に諮り自身を処分すると答えました。また、旭川高等支援学校については「学級数の増設を北海道教育委員会に要望していきたい」と答弁しました