自由な言論の場に異変か?
旭川市議会・議会運営委員会に「旭川市議会議場に国旗及び市旗の掲揚を求めることについて」と「旭川市議会における国旗掲揚について」(趣旨は、市議会議場に日の丸を掲揚しないこと)の2本の陳情が提出されていました。
さらに6月の議会運営委員会には、新日本婦人の会旭川支部から「旭川市議会議場における国旗掲揚について」、元教員の方から「議場に『日の丸』の掲揚をしないことを求めることについて」の2本の陳情が提出され、それぞれ趣旨説明が行われました。
新日本婦人の会旭川支部長は「市議会の議場とは自由な言論の場であり、違いを認め合う場である。日の丸を掲揚することで、国家への忠誠を求めるように誤解されてはならない」と述べました。
元教員の方は、孫の七五三で明治神宮に行った際、孫に手渡された袋に「教育勅語」が入っていたことに触れ「思想信条の自由を守り、誰でも気軽に議会傍聴できる環境を整備すべき」と力を込めました。
旭川市議会の会派構成は、自民・公明で過半数を占め、予断を許しませんが、これからも議場に国旗(日の丸)を掲揚するようなことは、あってはなりません。