能登谷繁議員は16日の大綱質疑に立ち、新たに東旭川地域が中山間地域等直接支払制度の対象になったことを取り上げました。
これまで東鷹栖地域のみが対象とされ、東旭川のペーパン地域なども傾斜地の中で耕作をおこなっているため、地域から認定してほしいと要望があがり、日本共産党としても道庁交渉などに取り上げてきた課題です。
能登谷議員は、東旭川地域が認定になるまでの経過や、地域共同の取り組み、今後の課題をただしながら中山間地域の営農支援、農村生活支援をすすめていくよう求めました。
市は、平成16年頃からJA東旭川と共同ので北海道に特認基準の新設を申請してきた結果、北海道の特認基準が改正され、東旭川地域に適用された経過などについて答えました。
交付金3,654万8,000円の財源は国・北海道・旭川市でそれぞれ3分の1となっている、共同取組として水路・農道等の管理や畦畔の補修などといった農業生産活動等を継続する活動、農業生産活動の継続が困難となった場合に備えた体制構築などの内容が示されました。
現在は北海道の特認地域だが、指定棚田地域の対象となり法定地域となるように申し入れを行っていることも明らかになりました。