まじま隆英議員は予算等審査特別委員会で「令和3年度除雪費用予算、歩道除雪予算と歩道除雪に対する現状の認識」を尋ねました。
土木部は「除雪費用総額29億4500万円のうち、約3%から4%が歩道除雪にあてられる予算。令和元年度に除排雪に関するアンケート調査を実施したところ、歩道の歩きやすさについて『良い、おおむね良い』の回答が約2割、『悪い、やや悪い』の回答が約6割で、歩道除雪に対する市民の満足度が低い」と答弁しました。
まじま議員は「アンケート結果を踏まえ、どのように歩道除雪を改善してきたのか」と質しました。
土木部は「令和3年度は管理基準の検証を進め、歩道除雪の満足度が向上するよう検討をすすめたい」と答弁したことから、まじま議員は「検討の段階は過ぎていて、実施することが必要だ」と指摘しました。
まじま議員は、「現状では、住民ニーズとも合っていないのではないか。これからどう課題を解決するのか」と質すと、土木部長は「歩道除雪の満足度が低いことを改めて認識した。少子高齢化が進む中、安全で快適な歩行空間を確保するため管理手法の検討、効果的な歩道除雪の検討を進めていく」と改善に向けた考え方を示しました。