第一回定例会で旭川大学の公立化に全会派が賛成しました。検討開始から五年を要しました。
昨年、公立化に向けた予算に付帯決議が付けられ予算が不執行となりました。市長は付帯決議を受けて、改めて課題の整理に取り組みました。
共産党はこの間、「公立化後の財政負担の見通し」や「大学の改革案」、「残された高校等の経営見通し」等々の整理すべき課題を提起し、資料の提出を求めてきました。
昨年、これらの課題が一定程度整理され議会に報告されました。
また、今議会でも「市民意見を聞く機会と丁寧な説明」を求めたのに対し、市長から「これまでの経過をわかりやすくお知らせし、ご意見をいただく機会を設けたい」と答弁がありました。
また、市立の児童相談所の設置については予算提案がなく、新年度は児童虐待防止の基本方針を策定して相談支援体制を強化するとしています。
共産党が求めてきた自治体の役割である虐待予防と早期発見の方向で取り組みの強化が図られます。
2021年3月24日