中村みなこ議員は、今年度新しくスタートしている女性活躍推進部といじめ防止対策推進部の現状と今後について質問しました。
女性活躍推進部は、女性が社会で活躍できるための事業と、困難を抱えている女性への相談業務を行っています。働く女性向けの取組はニーズに合致している手応えがあるものの、企業や社会の性別役割分担意識の根強さが課題です。
また、毎月100件近くある相談業務にぎりぎりの体制で対応していること、公的支援の狭間にいる若年層や周知不足で支援が届いていない方がいることが課題となっています。相談体制の改善と、必要としている全ての方に支援が届くシステムの確立について求めました。
また、いじめ防止対策推進部には、教育委員会と市が一体となっていじめ防止にあたるとする「旭川モデル」の現状について質問しました。
今のところ連携して進められていると答弁がありました。
しかし、学校現場では、数々のいじめ防止対策の取組が増えています。担当教員を増やすなどの負担軽減の必要性、いじめ防止には子どもも大人も「子どもの権利」の理解が不可欠だとして、人権教育と共に「子どもの権利」を学ぶ必要性について指摘しました。