石川厚子議員は、一般質問で花咲スポーツ公園の再整備と緑が丘地域活動センターを取り上げました。
市は約１００億円かけて、花咲スポーツ公園に５千人が収容できる体育館を整備する見込みです。ヴォレアス北海道がＶ１リーグに昇格することが決まったのは喜ばしいことですが、ＳＶリーグへの参入を表明しているため、その条件として５千席以上の観客席数を有することが必要です。これでは、ヴォレアス北海道のために体育館を整備すると勘繰られても仕方ないのではないでしょうか。
しかも、市が整備する予定の東光スポーツ公園の体育館については「市民利用とする」との答弁がありました。すなわち、花咲スポーツ公園の体育館はヴォレアス北海道のためと、認めたようなものです。
また地域活動センターについては、その設置目的として「地域住民が自主的に地域のために行う非営利の活動を支援する」とあります。しかし、地域住民以外や営利団体も利用することが可能であり、地域団体が使いたいときに使えないという声が寄せられています。それでは本末転倒であり、本来の目的に沿って、地域住民の活動を優先すべきです。
市の施設は、あくまでも市民利用のためでなければなりません。
