8月16日(日)いわぶち友、森つねと参議院選挙の予定候補が旭川入りして街頭での宣伝行動を行いました。市内を勢力的に駆け回りました。
いわぶち友予定候補は東日本大震災で大きな被害を受けた福島県出身です。4年5か月が過ぎた福島について、「仮設住宅の生活が続く中、復興予算も打ち切られ、原発再稼働が行われている。県民の気持ちを逆なでするようなことが行われている」と憤りを隠しません。
森つねと予定定候補は、憲法9条を壊す戦争法案について触れ、「私も小さな命を授かりました。どの子であっても戦場に送ってはならない」 「日本共産党を大きく躍進させて、若い力で今の国民の声を聴こうとしない政治を変えていきましょう。」と力強く訴えました。
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被災地の声届ける いわぶち友 予定候補
核兵器のない世界へ 原水禁世界大会・長崎
8月7日~9日に開かれた「原水爆禁止二〇一五年世界大会・長崎」に道北原水協から11人が参加しました。
道北代表団の中で、黒瀬夫佐子さんと一緒に参加した孫の谷口こよみさん(小4)の感想を紹介します。
被爆者の話に衝撃 黒瀬夫佐子さん
「初めて被爆者の方の話を直接聞きました。
ある方は、自分にも子どもにも障がいがなかったが、2人のお孫さんは障がいを持って生まれてきた。孫に申し訳なかったと辛い話をされました。もう1人の方は、郵便配達中に被爆され3年7か月入院、その半分以上をうつぶせのまま過ごしたことを話をして下さいました。政府は戦前に逆戻りしようとしている。平和を願う人々の思いを根底から覆そうとしている。許せないし、私はあきらめません』という言葉が印象に残っています。
孫と一緒の分科会ですいとんとおかゆを当時を偲びました。
いまだに世界にはたくさんの核兵器があり、その内の90%をロシアとアメリカが所有していると聞き驚きました。私も微力ですが核兵器をなくす運動に加わりたいと思います。
平和な世界を 谷口こよみさん
「70年前に原爆が広島と長崎に落とされました。そしてその被害で20万人の人が殺されました。今でも苦しんでいる人がいるそうです。それなのに世界には、まだ一万六千三百発もの核兵器があるのが不思議です。苦しみがわからないのでしょうか。今の戦争法もひどいと思います。みんなが戦争しようとしているのを止めているのに安倍さんは戦争しようと、安倍さんの頭はどうなっているのでしょうか。戦争の恐ろしさを知らないのだと思います。戦争と原水爆は許しません。平和な世界があってほしいと思います。貴重な経験、ありがとうございます。」
来年2月26日に判決 永山取水施設住民訴訟
昨年、1月10日に市民有志が提訴した永山取水施設問題に関する住民訴訟は、8月21日の口頭弁論で結審しました。判決は来年2月26日と決まりました。
結審が決まった後の報告会で畑地、浦澤両弁護士から争点について説明がありました。
弁護団は、「市民の皆さんが疑問に思っていた日本製紙(株)の固定資産税負担や取水施設の使用許可、使用料などの問題については主張しつくした」「違法性について何らかの判決が下される可能性もある」と説明がありました。
「戦争法案」採決強行 憲法破壊に抗議!
安倍政権は十六日、衆議院での審議を打ち切り、安保関連法案いわゆる「戦争法案」を強行可決しました。法治国家として、民主主義の国として恥ずべきこと、断じて許されない暴挙と全国で抗議行動が広がっています。
共同通信が十九日付で報じた全国世論調査では、法案に対する反対の声が増加するとともに、内閣支持率が急落。不支持が支持を大幅に上回りました。
内閣支持率は37・7%となり、前回6月から10%近く下落し、逆に不支持は51・6%に達し、第2次安倍政権発足以来、初めて支持・不支持が逆転しました。
直接のきっかけは、戦争法案の今国会成立に反対する圧倒的な国民世論を無視し、衆院で与党単独の採決を強行したことにあります。加えて、沖縄県名護市辺野古の新基地、新国立競技場、原発再稼働、労働者派遣法改悪など、あらゆる分野で国民の怒りが頂点に達していることの表れです。
旭川共同行動実行委員会の帰山育子さんは、「今度の安倍政権の暴走は、憲法9条を踏みにじるだけでなく、主権者である国民多数の反対の意思を無視し、国民主権に対する挑戦です。主権者として断じて許せません。共同行動実行委員会に結集する女性、業者、労働、医療福祉の各団体の全力を結集して、必ず廃案に追い込みます」と決意を述べました。
戦争法案許せない 廃案への共同広がる
安倍政権が衆議院で戦争法案を強行採決したことに対し、旭川市内にも怒りの声が広がっています。
15日は、「レッドアクション」に続き、あさひかわ9条の会等の「戦争をさせない総がかり行動」に約2百人が参加。弁護士や若者がマイクを握り「戦争する国づくり、戦争法案は許せない」などと訴えました。
18日は「アベ政治を許さない」の紙をいっせいに掲げ、21日は共同行動実行委員会が、お祭りで賑わう銀座通りで署名とシール投票を行いました。
終戦記念日の8月15日は、11時半から1条買物公園でレッドアクション、13時から市役所前広場で集会とデモ行進の予定。
戦争法案を廃案に追い込むまで、声をあげ続けましょう!