8月7日~9日に開かれた「原水爆禁止二〇一五年世界大会・長崎」に道北原水協から11人が参加しました。
道北代表団の中で、黒瀬夫佐子さんと一緒に参加した孫の谷口こよみさん(小4)の感想を紹介します。
被爆者の話に衝撃 黒瀬夫佐子さん
「初めて被爆者の方の話を直接聞きました。
ある方は、自分にも子どもにも障がいがなかったが、2人のお孫さんは障がいを持って生まれてきた。孫に申し訳なかったと辛い話をされました。もう1人の方は、郵便配達中に被爆され3年7か月入院、その半分以上をうつぶせのまま過ごしたことを話をして下さいました。政府は戦前に逆戻りしようとしている。平和を願う人々の思いを根底から覆そうとしている。許せないし、私はあきらめません』という言葉が印象に残っています。
孫と一緒の分科会ですいとんとおかゆを当時を偲びました。
いまだに世界にはたくさんの核兵器があり、その内の90%をロシアとアメリカが所有していると聞き驚きました。私も微力ですが核兵器をなくす運動に加わりたいと思います。
平和な世界を 谷口こよみさん
「70年前に原爆が広島と長崎に落とされました。そしてその被害で20万人の人が殺されました。今でも苦しんでいる人がいるそうです。それなのに世界には、まだ一万六千三百発もの核兵器があるのが不思議です。苦しみがわからないのでしょうか。今の戦争法もひどいと思います。みんなが戦争しようとしているのを止めているのに安倍さんは戦争しようと、安倍さんの頭はどうなっているのでしょうか。戦争の恐ろしさを知らないのだと思います。戦争と原水爆は許しません。平和な世界があってほしいと思います。貴重な経験、ありがとうございます。」