2015年11月1日、日本共産党千代田後援会の総会と学習会が開催され、真下紀子道議が来賓挨拶しました。
学習会では、のとや繁市議が講師になり、現在「通知カード」が郵送されているマイナンバー(国民共通番号)にどのように対応していくかや、日本共産党が提案した「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」について学び合いました。
参加者からは、「マイナンバーを導入する意味は何か」「プライバシーは守られるのか」、「戦争法廃止のための地域での取り組み」など活発に議論されました。
その後、千代田後援会では備前焼の展示販売や、ピースカフェ、囲碁コーナーなどで交流しました。
ニュース
戦争法廃止の連合政府呼びかけ – 日本共産党提案
日本共産党は参院本会議で戦争法案が採決されたことを受け第4回中央委員会総会を開き、『戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府』の実現をよびかけました。
この提案では、安倍内閣による憲法違反の戦争法の強行を糾弾するとともに、これに反対して戦後かつてない新しい国民運動が広がっていること、それを背景に野党の共闘も発展したことの意義を強調し、第一に、戦争法廃止、安倍内閣打倒のたたかいをさらに発展させることを訴えています。第二に、戦争法廃止で一致する政党・団体・個人が共同して国民連合政府をつくろうとよびかけ、第三に、この国民連合政府樹立で一致する野党が、国政選挙で選挙協力をおこなおうとよびかけています。
自民党・公明党が戦争法案強行採決 – 新たな戦いが始まる(2015年8月19日未明)
憲法を踏みにじり、日本を「戦争する国」につくりかえる戦争法が2015年8月19日未明、参院本会議で強行採決され、自民、公明などの賛成で可決・成立。共産、民主、維新、生活、社民の各党は内閣不信任決議案を提出するなど結束して法案に反対しました。旭川では抗議の緊急集会やデモが行われ、新たな闘いがはじまっています。
政府・与党は11本の法律を2本にまとめ、一国会で一括審議させる暴挙にでました。審議の中で、法律そのものの違憲性・危険性が浮き彫りになり、政府答弁も二転三転するなどボロボロの状態。しかも、国民の7割が反対を表明しているにも関わらず、与党は暴力的なやり方で採決を強行するなど、平和主義、立憲主義、民主主義を破壊する暴走を重ねました。
2015年8月19日未明の最後の反対討論では、日本共産党の小池晃副委員長が「全国津々浦々で『アベ政治を許さない』と声をあげている人々の怒りはかつてなく深い」と指摘し、「自民党、公明党の政治を打ち倒すまで続くだろう」と強調しました。
2015年8月19日、真下紀子道議と市議団が市内5か所で宣伝し、「闘いはこれから、法律を発動させない、戦争させない運動を広げよう」と呼びかけました。また、旭川の若者たちで結成されたAFMA(アフマ)が呼びかけたサウンドドラムデモが行われ、4百人が抗議の声をあげました。
2015年8月19日、未明、多くの国民の反対の声に背を向け、国会で戦争法が強行可決、成立しました。
私たち旭川共同行動実行委員会は、この5月から毎週土曜日、一条買物公園で、戦争法案に反対し安倍政権の退陣を求めて、赤いTシャツや赤いバンダナなどを身に着けて署名やプラカードでアピールする「レッドアクション」を行ってきました。
また、あさひかわ9条の会などが呼びかけた「戦争をさせない総がかり行動」にも積極的に参加してきました。
子ども連れで参加する新婦人の会員さんや、今まで政治に関心のなかった中学生が自分の言葉でアピールするなど変化が生まれてきています。
戦争法は成立しましたが、私たちは希望をなくしてはいません。来年の参議院選挙で、安倍政権にレッドカードを突きつけましょう!
帰山育子さん [共同行動実行委員長]
戦後70年終戦の日 「戦争法案」廃案誓う
安倍政権による戦争法案策動のさなか、アジア・太平洋戦争の日本の敗戦から七〇年を迎えました。安倍首相は一四日、「戦後七〇年談話」を発表しましたが、国内外から厳しい批判の声があがっています。
終戦記念日の八月一五日、あさひかわ9条の会が「絶対に戦争をさせない道北集会&デモ」を開き、思想信条の違いを超えて約8百人が集まりました。
集会では地域9条の会や弁護士の方が次々とマイクを握りました。
西地域9条の会の斎藤智さんは「戦争はいつもウソとごまかしで始まります。先の戦争はアジアを欧米の植民地から解放する『大東亜共栄圏』すなわちアジアの国々が独立し共に栄えるためという名目で、侵略戦争を始めました。アベ自公政権は『秘密保護法』をつくって国民の口と耳と目をふさごうとしましたが、国民にばれてしまいました。今、主権者は国民です。国民が力を合わせて声をあげれば、戦争法案は実現不可能です。憲法9条を高く掲げて、みんなで頑張りぬきましょう。」とスピーチしました。
その後、市役所前広場から駅前を経て2条買物公園まで「戦争なんて ぼくはしないよ みんなの想いをひとつにつなごう」「いまの法案 あなた知ってる? 安保法案 何かヘンじゃね? いまの法案 あべこべミックス」などと若者が知恵を出し合ったコールを唱和しながら、たいへん暑い中を行進しました。
毎年8月15日には、旭川労働組合総連合(旭労連)、原水爆禁止道北協議会(道北原水協)、旭川平和委員会等が「赤紙(復刻版)」の配布を行っています。
今年は旭川共同行動実行委員会のレッドアクション(戦争法案廃案街頭宣伝署名行動)の時間帯に合わせて「赤紙」を配布しました。
また、それに続く毎週土曜定例の共産党の街頭宣伝では、真下紀子道議、小松あきら、のとや繁、石川厚子、まじま隆英の各市議が宣伝しました。
「安倍首相が七〇年談話を発表した。『侵略』『植民地支配』『反省』『おわび』といった言葉は盛り込んだものの、日本が国策を誤り、植民地支配と侵略を行ったという『村山談話』に示された歴史認識はまったく語られず、『反省』と『おわび』も過去の歴代政権が表明したというだけで、自らの言葉ではない」「戦争法案を廃案に追い込み、憲法9条を守り抜こう」などと訴えました。
不適切事務の改善求める まじま議員が臨時議会で質疑
8月20日(木)に旭川市議会第3回臨時会が行われました。今回の議案は市職員の不適切な事務処理事案が重なったことによる特別職(市長・副市長)の給与を減額する条例の制定について審議しました。
まじま隆英市議は質疑に立ち、市長の決断について重く受け止めるとしながら、「財政健全化プランによる職員が減らされたことによる影響によるものではないか。ヒヤリハットの例のように、起こるべくして起きたことではないか。再発防止策と交付税減額による市民サービスへの影響について」尋ねました。
市は「適正配置に努めつつ、再発防止に向け現場の状況把握を行い、全庁的に取り組む。市民サービスに影響を及ぼさないよう節減に取り組んでいく」と述べました。全会一致で議決されました。
もう1つの議案である第8次旭川市総合計画の基本構想については継続審議となりました。
2016参議院選挙で国民の声が届く政治に いわぶち友、森つねと予定候補旭川に
8月16日(日)いわぶち友、森つねと参議院選挙の予定候補が旭川入りして街頭での宣伝行動を行いました。市内を勢力的に駆け回りました。
いわぶち友予定候補は東日本大震災で大きな被害を受けた福島県出身です。4年5か月が過ぎた福島について、「仮設住宅の生活が続く中、復興予算も打ち切られ、原発再稼働が行われている。県民の気持ちを逆なでするようなことが行われている」と憤りを隠しません。
森つねと予定定候補は、憲法9条を壊す戦争法案について触れ、「私も小さな命を授かりました。どの子であっても戦場に送ってはならない」 「日本共産党を大きく躍進させて、若い力で今の国民の声を聴こうとしない政治を変えていきましょう。」と力強く訴えました。