日本共産党市議団と旭川地区委員会は2017年6月19日、JR北海道の路線維持の問題について、西川将人旭川市長と懇談しました。事前に日本共産党が4月28日に発表した「鉄道路線廃止に歯止めをかけ、住民の足と地方再生の基盤を守るために」を届けました。
今回のJR北海道の路線見直し問題は、国が責任を持って解決すべきもので、30年前の国鉄分割民営化の際の「経営安定基金」の運用益の不足が影響している。一方で本州3社では1兆円を超える黒字が出ており、仕組みを変えればJR北海道の赤字額はすぐに埋まることなど、党の提案内容を説明し、オール北海道で、超党派で取り組んでいきたいと述べました。
西川市長からは、これまでも国と話す機会があったが、国はあくまでも地域で話をしてほしいという考えであり、それぞれの市町村に判断させるには限界があり、広域自治体である北海道の役割に期待している。オール北海道で対応し、経済界も含めて各界が一緒に対応していく気運をつくりたいと語りました。
懇談には、市議4人(まじま隆英、石川厚子、のとや繁、小松あきら)の市議に加えて、石田尚利(日本共産党旭川地区 委員長)、おぎう和敏(日本共産党 衆議院北海道6区 国政相談室長)が出席しました。