石川厚子議員は、大綱質疑で少人数学級を取り上げました。
旭川市は、他の自治体に先駆けて小学校1、2年生の30人以下学級に取り組んできました。3、4年生については、モデル校のみ35人以下学級を実施してきました。しかし、昨年度、小学校1、2年生を30人から32人へ、3、4年生は35人から37人へと変更しました。1、2年生については明らかに改悪です。
一方、道教委は、全道の小学校3、4年生を対象に来年度から35人以下学級の導入を検討していると報道されました。道教委が3、4年生で35人以下学級を実施すると、旭川市の3、4年生は37人から35人となり、これまで少人数学級編成のため配置されていた市費負担教員は道費負担となります。
石川議員は旭川市学校教育基本計画に「小学校1、2年生の1学級30人以下の学級編成を引き続き実施するとともに、小学校3年生以上において1学級35人以下の学級編成を実施し、きめ細やかな指導体制の充実を図ります」と記されていることに触れ、「小学校1、2年生の30人以下学級は2年前まで実施し、他の自治体からも高く評価されてきた。1、2年生の30人以下学級を実施すること」を強く求めました。