まじま隆英議員は一般質問で、介護認定の遅延について取り上げました。
介護サービスを受けるためには介護の認定が必要です。申請を行い、認定調査員の訪問調査を受け、訪問調査の結果と主治医の意見書をもとに一次判定が行われます。その後、医師なども関わる介護認定調査会において介護度が決定します。旭川市でおきている遅延の原因は、増えている申請に対して、最初の訪問調査に時間がかかっていることが明らかになりました。
まじま議員は「認定調査員が不足していると聞く。どのような状況なのか」と問いました。保険制度担当部長は「新規の申請と変更申請の場合、市の嘱託職員が調査を実施している。その職員数が慢性的に不足している。定員19人で対応するところを13人でとどまり、必要とする職員の確保が図られていない状況が継続していたことにより期間が長期化した」と答弁しました。
まじま議員が「速やかな増員が必要」と質したところ、保険制度担当部長は「9月上旬に調査員を19人確保し、訪問調査に従事している。資格要件の見直しなども行いながら、できるだけ迅速に対応し、安心して介護サービスを受けられる環境にしていく」と答弁しました。