能登谷繁議員は、ペーパン川の河川改修について質疑しました。
能登谷議員が、昨年の大雨で被災した地域を調査した中で、田んぼの復旧工事が一部で完了していないことや、地域のみなさんは改修前に大雨が来た時の対策はどうなるか心配している、災害対策だけでなく農村生活全般に課題があることなどが浮き彫りになりました。
また、災害対策が主に北海道の事業であっても地域では市民説明会の開催など、市の姿が見える対応をしてほしいという願いも質疑に反映させました。
これらに応えて、熊谷好規部長は「現状で昨年と同じような雨が降った場合は、緊急的な処置により対応が必要。しかし、土砂の掘削や大型土のうによる堤体の防護など緊急的な措置を進めており、改善されている」「地域の方々と十分に協議をしながら事業を進めてまいります」と答弁しました。
また、赤岡昌弘副市長は「農村部の様々な課題に対応するためには、今回の河川改修や、迅速な避難誘導を行うなど、災害に強い地域づくりを行うことはもとより、地域コミュニティーとしての機能を維持していくことも必要であり、関係部局が課題認識を共有し、今後も連携して対応してまいります」と答えました。