住民の声を取り入れる
2018年12月3日、旭川市は新庁舎の基本設計見直し案を議会に示しました。
主な変更点は
①議会質疑や市民との意見交換会で見直すよう求められていた総合窓口を2階から1階に配置したこと
②民間ビルに所在の農政部や教育委員会を新庁舎と第二庁舎に集約する
③2・3階部分のエスカレーターの設置を取りやめる等々です。
見直された案は、日本共産党市議団の指摘や市民意見を取り入れたもので総体として評価できるものです。しかし、3階に子育て関連の窓口を設置することから「子供たちの安全を考慮し2階から3階へのエスカレーターは取りやめ」といいながら、1・2階へのエスカレーターを残すなど、問題は残ります。
市は、この見直し案を3月末までに確定させたいとしています。また、建設費への影響については、床面積を750㎡増やしたことで3億6,000万円増加するものの、民間ビルの賃借料が年間で5,500万円減少できるとしています。