小松あきら議員は、第2回定例会の補正予算の特別委員会で質疑しました。
学校給食用の食器の問題では、旭川市と教育委員会が磁器食器からPEN食器に移行する方針の問題点をただしました。かつては給食用食器としてメラミン食器が導入されていました。しかし、安全性に問題があると全国的に問題となり、旭川市でも2002年から磁器食器への切り替えが始まりました。
しかし、昨年(2017年)7月に旭川市と教育委員会は突然、磁器食器からPENペン食器(合成樹脂)への移行方針を決めました。
小松議員は、予算議会や今回の議会で、「磁器食器の導入は、行政と議会、市民との共同認識で進めてきたもの」、昨年まで「磁器が良いと導入していたものを、十分な検証もないままPENがよいでは納得できない」、しかも、「今議会にも検証の結果が示されていない」と教育委員会の姿勢を追及しました。
また、「学校煙突などに残るアスベストの除去が遅れているのは、厳しい財政事情の中で何を優先させるのかの方針が定まっていないことが要因」と述べ、その改善を求めました。
小松議員は、「最近の状況を見ると、議会としてのチェック機能がますます重要になっている」と述べています。