まじま隆英議員は2018年6月20日、一般質問に立ちました。
年金などの削減、医療費負担の引き上げや介護保険料の増加によって高齢者世帯に貧困がひろがっています。旭川市の生活保護受給世帯の半分以上が高齢者世帯であること、生活保護受給のきっかけは預貯金が底を尽くことによって生じていることを明らかにした上で、まじま議員は、生活保護は最後のセーフティーネット。少数の不正受給者を例に取り上げバッシングを行い、スティグマ(恥)と思わせることは大きな問題と、市のスティグマ対策について質問しました。
稲田俊幸福祉保険部長は「問い合わせや相談に対しては国民に保障された権利であることを説明している」と答弁しました。
まじま議員は、一般市民に向けた対策がない。広く周知することが必要だと指摘しています。
生活保護を受給できる状況にありながら、受けられていない捕捉率の低さが問題であり、捕捉率引き上げの対策が必要との指摘に対し、稲田部長は「自立サポートセンターなど関係機関との連携強化を進めている」と答弁しました。
まじま議員は「相談窓口の設置は改善の一歩ではあるものの、『待ち』ではない積極的な対応が必要」と厳しく指摘しました。