旭川市議会第2回定例会は2018年6月29日に閉会しました。
この議会では市庁舎建設を巡り、住民窓口が1階フロアにないことが大きな焦点となり、日本共産党をはじめ各派が追及する中で、市長は基本設計の確定を延期せざるを得ない事態となりました。
また、学校給食食器についてPEN食器購入を前提にした債務負担行為と、磁器食器仕様の食器洗浄機の契約が同時に議案となり、異常な議会対応が問題になり、党市議団は債務負担行為の削除を求める修正案を提出しましたが、賛成少数で否決されました。
新庁舎建設に関する要請書
日本共産党旭川市議団は第2回定例会が始まる直前の14日、「新庁舎建設に関する要請書」を西川将人市長に提出し、1階部分の活用は、市民や議会との認識の共有に向け最大の努力を行い、窓口機能の配置に向けて再検討することや、市民への説明機会を増やすことなどを求めていました。
西川市長は「検討したい」と応じていました。
基本設計を延期せざるを得ない事態
一般質問でも、日本共産党をはじめ各派から追及される中で、西川市長は市民に対する説明不足を認め、6月中に確定する予定だった基本設計を延期せざるを得ない事態になりました。
LINK:学校給食食器については、この記事に詳報。