小松議員は、12月14日の本会議で文化会館の委託業務について質しました。市は、文化会館の管理業務について、9月議会での小松議員の指摘を受け、その内容を大幅に見直して11月に再提案してきました。9月議会での提案は、文化会館の16業務に、公会堂の関連業務11業務を合わせた27業務を一企業に一括委託する内容でしたが、今回の提案は文化会館の2業務だけを一括委託し、他の25業務は市が直接各企業と契約するというものでした。
この変更は、「文化会館の16の管理業務を一括したことで約2,000万円事業費が増額になっている」、「一括受諾した企業が11業務を他に再委託しているのは問題」という、小松議員の批判を受けてのものでした。
この問題では、市長が「経済性への動機づけが十分に働いていなかった」、「中小企業の受注機会確保に配慮が必要」と反省し、教育長も「検証とした結果意思決定に係る起案がないこと、経費削減の効果が勘案されていないこと、再委託が前提であるかのような契約形態になっていたこと、経済評価の配点が低かったこと」等々、「契約のあり方に不十分な点があり、教育委員会として反省している」と、見直し理由と反省の答弁をしました。