小松議員が、2年ぶりの一般質問に立ち、地方自治体の財政問題や指定管理者による契約問題を取り上げました。カムイスキーリンクスは、2013年度から5年契約でアライ地所㈱を指定管理者として運営・管理されています。
指定管理者制度は、2003年に地方自治法が改正されて導入されたものです。公の施設の管理を外部にゆだねる場合、それまでの公共的団体に限定されていたものを民間事業者にも可能とした制度です。旭川市が4年前にアライ地所㈱を指定管理者に選定した際、カムイスキーリンクスの夏場の利活用として、キャンプ場等の整備等の自主事業が提案されました。
小松議員は、4年経過しても多くの提案が着手されていないことを取り上げて質問。熊谷市民生活部長は、最終年の今年において各種事業の整備が始まったものの、「山頂レストランの夏季営業については、アライ地所から実施が困難と聞いている」と答弁。
また、指定管理者制度において「不十分な業務が見受けられた場合、協議や指導を行い、従わない場合などは指定の取り消し」や「次回の評価に反映できる仕組みづくりを急ぎたい」と答弁しました。