新年度予算に「緑ヶ丘地域複合施設」の設計費が提案されました。昨年の夏まで、この施設には①コミュニティと体育機能②児童センターに準ずる機能③図書館分室機能④消防機能⑤地域包括センター機能が盛り込まれる方向で、地域の街づくり推進協議会等との協議が行われていました。
ところが、今年三月の地元説明会で、児童センター的機能と図書館分室機能を除くことが説明されたことから日本共産党にも苦情が寄せられました。
日本共産党は小松あきら議員が総括質疑で取り上げ、①市と緑が丘まちづくり推進協議会が連携して協議を行い、まちづくり協議会まとめた報告書に背を向ける予算提案であること、②図書館機能は住民の期待であることや児童センター的機能を盛り込むことは、旭川市の「こどもの居場所づくり」の方針にも挙げられている内容であることを指摘し、見直しを求めました。
市長は「地域の図書館となるような機能の展開を検討したい」、「子供の居場所づくりに使っていけるよう専用スペースの工夫をしていきたい」と答え、見直しに柔軟な姿勢を見せました。