旭川・上川社会保障推進協議会は12日、定期総会と記念講演を行いました。
総会では、子ども医療費助成が2016年度拡充された運動の成果について確認、今後も社会保障の拡充を求めていくことをめざし議案を採択しました。
記念講演では、神戸女学院大学の石川康宏教授が「安倍改憲の道か、日本国憲法の道か」と題して講演。財界いいなりの安倍政権の危険性について語り、立憲主義の回復が今後の重要な鍵であると述べました。
戦争法に抗議活動を行っている若者グループアフマのメンバーが「TPP反対を唱えているアメリカ大統領選の候補者が多国籍企業『モンサント』から献金を受け取っていることの関係」について質問し、石川氏は「どの候補者も受け取っていてTPP推進に態度を変えてしまう可能性はある。しかし、国民の大きな世論で跳ね返すことができる」と答えました。