旭川には陸上自衛隊第2師団があり、多くの自衛隊員とその家族が暮らしています。
石川厚子議員は、自衛隊員とその家族を守るという立場で「戦争法案」に対する見解を問いました。
西川将人市長は「国会で徹底的に議論し、国民の理解を得るため説明を尽くす必要がある」と答えるにとどまりました。
また、9月27日に旭川ハーフマラソンが開催されますが、コースに自衛隊の敷地内が組み込まれています。石川議員は「戦後70年の節目の年に、このコースを選んだことに違和感を覚えるという市民の声が多く寄せられている。来年度以降は考え直してほしい」と訴えました。
保育環境の整備を
4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートしました。この制度は待機児童の解消をめざして制定されたものですが、旭川市の4月1日現在の待機児童数は140人と、昨年より増えていることが石川議員の質問で明らかになりました。
また、就学前児童を持つ保護者に対して、教育や保育サービスなどの情報提供を行う専門相談員である「子育て支援ナビゲーター」は、庁舎内だけでなく、子育て支援センターや各種子育て講座などに出向き、保護者が必要とする情報提供や助言を行っています。さらに、希望する認可保育所が待機となった保護者に対して、空きが生じている近隣の教育・保育施設等の紹介も行っています。現在、子育て支援ナビゲーターは2名ですが、石川議員は「2名では少なすぎるのではないか」と質しました。「平成31年までに、新たに5名配置する予定である」との答弁でした。
緑が丘住民センターの存続
市は、工業高校の向い側の敷地に緑が丘地域複合コミュニティ施設の建設を予定しています。これに伴い、現在の緑が丘住民センターは取り壊される予定ですが、住民センターは地域住民に愛され、存続を求める声も多く寄せられています。石川議員は「存続する方向で検討してほしい」と求めました。