全国で146万人いるとされるひきこもり。国は市町村に積極的にひきこもり支援を促しているところです。本市のひきこもり状態の方は推計3,618人とされますが、本市には、「ひきこもり」と名のついた、ひきこもりに特化した相談機関や制度はありません。保健所が実施している学習会や親の会の交流の参加もごくわずかです。
市は、自立サポートセンターや、地域まるごと支援員のコーディネートで個別支援や居場所確保などに努めていると言いますが、ひきこもりの方への情報発信はほぼ皆無です。厚労省が新しく出したひきこもり支援の指針では、ひきこもりの方に必要なのは就労支援などでの経済的な「自立」ではなく「自律」であり、本人や家族がどう生きていくのかを決めていくこと、そのプロセスを共有し一緒に考えていく支援だとしています。
ひきこもりは、見えない、実態もわからない、手厚い支援をしても、効果が見えないけれど、まずは、本市でのひきこもり支援は不十分だと認識し、ひきこもり支援という看板を前面に掲げた、安心して相談でき、居場所となり、活動できる機関と体制を整備すること、しっかり寄り添い伴走する支援体制の確立してほしいと訴えました。
