能登谷繁議員は、9月30日の本会議で除排雪対策を質疑しました。
今津寛介市長になり雪対策予算は、令和7年度が3年度に比べ約6億円増の約39億2千万円に増加していますが、この4年間は雪が少なかったことが判明しました。
気象変動の影響で、まとまった雪や季節外れの暖気など気候変動の傾向がより強まり、生活道路のザクザク路面が広がり、従来の圧雪路面管理は難しくなっていることが明らかになりました。
能登谷議員は、「雪対策基本計画」を寒冷地仕様から「気候変動」仕様に見直すよう提案。12月の内に一度排雪しておくことや、降雪15センチで出動する基準は市が柔軟にコントロールすべきです。
事業者との契約は、除雪はシーズン契約、排雪は出来高払いになっています。市民からは、雪が少ないのに必死に削り、排雪で稼いでいるように見えます。事業者からは、人も機械も揃えているのに、雪が少ないからと減額されるのは困ります。市から見ると雪が少なくても除雪費はどんどん増えていく実態です。
能登谷議員は、全体の仕事量で総合的に契約する方式、夏場の土木事業も含めて年間の需要を判断しながら委託契約を行うよう提案しています。
