まじま隆英議員は市長の海外出張について一般質問しました。今津市長は4月に国際家具見本市『ミラノサローネ』に出席するためイタリア・ミラノ市に赴きました。
まじま議員が「市長の行程と旅費規程上どうなっているのか、エコノミークラスとの差額はいくらか」問うと、経済部長は「ビジネスクラスを利用した。今回の出張では旅費規程上認められないが、『特別な事情』に該当する。エコノミークラスとの差額79万4千80円」と答弁しました。この出張は経済部長の出張分も含め、総額200万円超えの費用がかかっています。
もともと所管する経済部ではイタリアに出張する予定はありませんでした。しかし、今年1月に今津市長がイタリア人デザイナーと懇談。その後、今津市長からイタリア出張が急に提案されています。
今回の出張は計画性もなく、経過が不透明です。この出張費用を捻出するために、市民のための予算が削られたのではないか疑われます。税金の使い方は市長ファーストではなく、市民ファーストの視点が必要です。財政が厳しいと言いながら予定のなかった海外出張を実行に移す。コスト意識を欠く今津市長の感覚は、市民の感覚とズレているとしか思えません。