石川厚子議員は一般質問で住宅前道路除雪事業を取り上げました。
高齢などにより、自宅前の除雪が困難になる世帯が増えています。旭川市では、高齢者及び身体障がい者世帯の敷地前の間口部分に雪を残さないよう除雪する住宅前道路除雪事業を実施し、現在3335世帯が対象になっています。
2019年度からは、除排雪事業者に代わり、町内会や企業団体等に依頼して間口除雪の取組を実施しています。対象世帯からは、「町内の方が作業をしてくれるので安心である。丁寧な作業でとても助かった」また協力者・協力団体の方からも「地域住民との関係が良好になった」など高い評価を得ています。
現在、この住宅前道路除雪事業の対象年齢を、要支援1以上の認定を受けている方を除き70歳以上から80歳以上にしようとしていますが、要支援認定を受けていなくても70歳を超えると、健康状態には個人差があります。この制度を利用している方から「来年から利用できなくなる」と不安の声が寄せられています。
石川議員は「対象年齢を一気に70歳から80歳に引き上げるのは乱暴である。せめて今、制度を利用している人は継続して80歳まで利用できるようすべきだ」と指摘しました。