今津寛介市政がスタートして2カ月が経過し、議会は第3回定例会で所信表明に対する代表質問、第4回定例会では一般質問を通じながら、その政治姿勢を質してきました。
市長の様々な公約を賄う財源については極めて不明確であり、全体事業の見直しで捻出するかのような答弁が目立ち、市民サービスを後退させることが無いように厳しいチェックが必要になっています。
一方、主要な公約である、排雪体制の強化については生活道路の排雪を平均2回に強化すること、子ども医療費助成の拡充は新年度以降に検討すること、いじめ問題の解決については教育委員会や第三者委員会に対する越権行為は指摘されるものの真相解明に積極的姿勢を示していることなど、前向きに捉えることができるものあります。
共産党市議団はこれまで、大規模事業は財政的な見通しを立てながら、優先順位を明確にして事業計画を立てるよう提案してきました。新市長の公約を一律に追加するのではなく、総合的な検討が求められています。
党市議団は新しい市政においても、これまで通り是々非々で対応し、厳しいチェックと建設的な提案で臨んでいく決意です。