沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」から要請のあった「沖縄戦戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないことを求める意見書」が、共産党と民主会派の共同提案により全会一致で可決しました。
この意見書は「悲惨な沖縄戦の戦没者の遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないこと」を求め、「日本で唯一、住民を巻き込んだ苛烈な地上戦があった沖縄の事情に鑑み『戦没者の遺骨収集の推進に関する法律』に基づき、日本政府が主体となって戦没者の遺骨収集を実施すること」を求めました。
「ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会」から要請があり、共産党が提案した「特別支援学級の学級編成標準の改善を求める意見書」は全会一致で、同じく「大学生等への給付型奨学金制度の拡充を求める意見書」は自民派と公明党が反対しましたが、賛成多数で可決しました。
また、「日本国民救援会旭川支部」から要請があり、共産党が提案した「再審制度の見直しを求める意見書」は、えん罪被害者の一刻も早い救済のために、「再審における検察官の手持ち証拠を全面開示し、再審開始決定に対する検察官による不服申し立てに一定の条件を付けること」を求めるもので、自民と公明が反対しましたが、賛成多数で可決しました。