給付型奨学金制度拡充へ
まじま隆英議員は、令和2年度の決算審査特別委員会で、旭川市の『高校1年生を対象とした』返還義務のない給付型奨学金について質疑しました。
まじま議員は実績が見込み件数を下回っていることを指摘し、「どのように分析をしているのか」と質疑しました。
子育て支援部は「対象となる収入階層の世帯の中で対象外となる方がでないように余裕を持った見込み件数にした」としながらも「市民のみなさんへの認知度がまだ高くない」と答弁しました。
旭川市は申請者にアンケート調査を実施しています。この奨学金の使い道が通学費、修学旅行費、教材費などが上位を占めていることから教育を受けるのにお金がかかり過ぎる現実が垣間見えます。
まじま議員は給付型奨学金の財源である育英事業基金に一定の余裕があることから、「今後の方向性について」ただしました。
子育て支援部は「学年の拡充、支給額の上乗せ、所得要件の緩和など考えられるが、様々な意見をいただきながら、制度拡充を進めていく」と答弁しました。
日本共産党旭川市議団が求めてきた旭川市の給付型奨学金は他の奨学金とは違い、成績要件がありません。この部分も大きな特徴です。