能登谷繁議員は3月8日、大綱質疑に立ち新型コロナ対策についてただしました。
日本共産党の提案で高齢者施設の検査が実現しましたが、大型クラスター発生の教訓からも医療機関や高齢者施設の検査体制をさらに拡充するよう求めました。
市は、クラスターを発生させない観点から、症状の有無を問わず検査できることが望ましいとしながらも、検査費用の負担が非常に大きいため、必要な支援について国などに対して要望すると、現状の検査体制にとどまりました。
また、能登谷議員は、市内医療機関の発熱外来について、当初予算に費用が計上されていないため3月末で終了する問題について取り上げ、4月からも継続するために補正予算を組むなど具体的な措置を取るべきではないかと市長の見解を求めました。
西川将人市長は、「4月以降の一次医療機関における発熱外来について、発熱外来を含む、現在の相談・診療・検査の総合的体制を継続するために必要な予算について、改めて議会にお諮りしてまいりたいと考えております」と答えました。
その後、市長は4月の臨時議会で発熱外来体制の確保として約6千万円の予算を計上しました。
2021年3月8日