まじま隆英議員は補正予算等審査特別委員会で、市が所有する旭川空港の物品を北海道エアポート株式会社に売却処分する議案提案について質疑を行いました。
まじま議員が「価格設定がどのようになっているのか」を質しました。
市は「北海道エアポート株式会社から譲渡依頼された物品を、法人税法上の耐用年数で減価償却した場合の『帳簿価格』で算出した価格で売却する」と答弁しました。売却品のリストを見ると34物品のうち23物品が譲渡価格「1円」となっています。
まじま議員は「質疑を通じて、いずれの物品も現在使用可能なものと明らかになった。これまで約17億円以上の費用で購入してきたものを税法上の帳簿価格で積算されたとはいえ、これまでの購入価格の1割に満たない価格で売却することに対して市民の理解は得られないのではないか」と委員会で指摘しました。
本会議での賛成提案に対して、反対討論に立ったまじま議員は、「就航率99.7%の旭川空港を支えてきた車両などの高い性能をもった機械に対しては、時間的経過で残価を決めるのではなく、機能の残存性を正確に評価することが必要だ」と質しました。