一般質問と分科会質疑で、石川厚子議員は少人数学級を取り上げました。
旭川市は、かつて道内の他の自治体に先駆けて小学校1、2年生の30人以下学級を実現し、高く評価されてきました。それが2018年度から32人以下学級に改悪されました。3,4年生については37人以下学級となっています。
そして今年度、市内のある小学校の4年生の人数が80人で、本来なら3クラスとなるところ2クラスとなったことが、石川議員の調査で明らかになりました。市教委は市費配置教員を配置できなかったためと言いますが、「今年度から会計年度任用職員が導入されたため市費配置教員の処遇が改善された」「勤務校が市内に限られるため、あえて市費配置教員を選ぶ人もいる」といった答弁と矛盾します。
北海道は、今年度から3年間で小学校3、4年生に35人以下学級の実施を予定しています。また、いわゆる骨太方針に今年初めて「少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備」という文言が記されました。文科省のおいても、2021年度予算の概算要求に少人数学級を盛り込んでいます。
旭川市も、早急に少人数学級を実現するよう、石川議員は求めました。