まじま隆英議員は補正予算等審査特別委員会で市立旭川病院が提案した夜間看護補助業務委託料について質疑を行いました。この委託料は来年(2020年)4月から病棟看護師の夜間労働の軽減に向けて看護補助者の配置を行おうとするものです。
まじま議員は補助者を配置する目的について問いました。市立病院は「補助者を配置することで、診療報酬上の加算が取得できること。また、看護師が本来業務に専念する環境を整え、看護師の業務負担を軽減する効果を期待している。時間外勤務の縮小や、有給休暇など年休の取得を進め、ストレス軽減など図りたい」と答弁しました。
まじま議員は「年休が消化できないという声が現場であがっている。看護師の業務負担軽減は大きな課題。収益増を図ることも大事。しかし、働き続けられる職場として看護師に対する休日保障など待遇改善が必要ではないか」と指摘しました。
市立病院は「高いスキルを持った看護師確保や育成は必要。病院の安定した運営や医療の質を高めるため、また経営面においても、看護師の処遇改善は重要なことと考えている。看護師にとって、魅力ある、働き甲斐のある職場環境の整備に、今後も努めていく」と答弁しました。