まじま隆英議員は令和5年度決算認定にあたり、大綱質疑で除排雪について市の考えを質しました。
当初予算35億円を計上した除排雪ですが、降雪量は過去5年平均の約1.1倍にもかかわらず、過去最大級の1万件を超える苦情を受けています。昨年12月中旬から記録的な大雪が降り、市民生活に大きな影響がありました。
旭川市は9月に旭川市雪対策基本条例を施行、除雪ルールとマナーへの対策を行っています。また、令和3年度から令和5年度まで圧雪路面の管理手法の検証を行っています。
まじま議員は「旭川は豪雪地域なので柔軟な対応が求められている。雪対策基本条例を施行し、ルールとマナーを強調するだけでいいのだろうか。ザクザク路面対策として行ってきた路面管理手法の試行。この検証結果をどう今後につなげていくのかが問われるのではないか」と質しました。
雪対策担当部長は「安心して暮らすことができる冬期の生活環境を確保するという条例の目的に向け、市民の皆様にご理解、ご協力いただけるよう必要な取り組みを進めたい。路面管理手法について、ザクザク路面が予想される場合、予防的な除雪など計画的な対応を強化していく」と答弁しました。